【みみぼく1212】
contributed by sonyo
尋常でない揺さぶりに清明が目覚めると、両隣には立夏と草灯が待ち受けてい
た。
立夏はいいとしても、草灯はなんかいつもと違う。
右腕に立夏が絡んでくると、左には草灯。
なにやら険悪な雰囲気まで漂わせている。
「おはよう、清明。おれ清明が起きてくれるの待ってたんだ。」
立夏は愛くるしい笑顔を清明にむける。なんて可愛いんだろう。
「本当は清明、もっと寝てたかったんだと思うよ。立夏が清明起こすから、寝不
足だと思うな。」
左から草灯の声が聞こえる。やっぱりいつもと声が違う。まだ目覚めていない
思考では、立夏のことしか判断できない。体が動くようになるまで、もうしばら
くかかりそうだ。
「聞いてよ、清明。こいつ、自分は清明と名前で繋がってるから、特別だってい
うんだ。そんなことないよね。」
立夏は上目遣いで清明に聞いてくる。寝起きに立夏の可愛い顔をみれる、兄弟
の特権だなと思う。まだ頭は働いていないが、生理的な反応で清明は立夏は受け
入れる。反射的に笑みを返すが、まだ声を発することができない。
「だって本当のことだよ。ビラブドって名前で繋がってるから。名前の繋がりは
特別だから。」
あぁ、確かに名前の繋がりは特別、でも僕にとっては立夏との繋がりの方が大
切なんだけどなぁ・・・。
「清明、俺たちだって繋がってるよね。ちゃんと青柳って同じ名字だもんな。」
クスッ、可愛い立夏。草灯のいうのは、そういう繋がりじゃ無いんだけどね、
何も知らないんだからしょうがないね。
「そうだね、同じ名字だね。」
やっと言葉を発することができた清明は、やっぱり立夏だけが特別。
【END】
《しずく@管理人》
刺されるの覚悟でいいますが…清明!その場所替わって!!ほんとにお願いだから!!
[錦上添花]のsonyoさんが協賛イラスト+SSをお寄せくださいましたvvv
まさに両手に花!!うらやましいよその真ん中位置に立ちたいよ…っ。それぞれの表情にきゅんとやられます。清明カコイイ…///
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